両親が住む母屋と私たちの離れを入れ替えてリフォーム

リフォームしようと思ったのは、3人の子供たちの成長にあわせて部屋の割り当てを変えようと思ったのがきっかけです。

以前は私（奥様）の両親と祖父がこの母屋に住んでおり、私たち家族5人は繋がっている離れに住んでいて、離れの部屋数が足りなかったんですね。小学校高学年のお兄ちゃんと妹が同じ部屋に机を置いて過ごしていたので、お互い友達を呼んだり自分の好きなことに集中する時間が持てなくて、ストレスがたまっているようでした。

そろそろ一人になれる空間やお友達を呼べる場所を作ってあげなくては、とは思いつつ、なかなかきっかけがなく動けずにいたのですが、両親が「私たちが離れに移るから母屋を改築したら」と言ってくれました。

私としては、自分が育った家でしたし、そこに子供たちと住めるというのはワクワクしましたね。

丹羽工務店さんの対応に、不安が一気になくなりました

リフォームをお願いしようと決めたものの、それまで工務店を知るきっかけがなかったのでどこにお願いすれば良いかわからず…。とりあえず自分で調べたところに飛び込みで問い合わせて、相談をすることにしました。

でも、正直言うとそちらの会社さんのお値段は手ごろだったのですが、肝心の安心感がなくて。

私たちの希望だけサーッと聞いて、間取りのこだわりなどを尋ねてくれることもなく、詳細を共有してくれることもないまま一方的に進められてしまう感じだったんです。お任せしてどういう仕上がりになるのかわからなかったので、不安でお願いする気持ちになれませんでした。

そのあと丹羽工務店さんにお願いすることになったのは、私の父の勧めがあったからです。近所の方が長年勤めているとも聞いていましたし、私も名前は聞いたことがあったので、それならと相談することにしました。

「どうしたいか」を細かく聞いてくれて安心感がありました

丹羽工務店さんとの打合せでは、リフォーム前の状態をあちこち写真に撮りながら細かく「どうしたいですか」・「こうしたらどうでしょう」と対話してくださったので、その段階から「前の会社さんとは違うな・・・」と感じましたね。

初回の打合せで、思わず家族みんなで安心して顔を見合わせたのを覚えています。「この会社なら」と意見が一致してお願いすることにしました。

間取りのことだけでなく、例えば「窓のあたりが寒いんです」と言ったらすぐに二重窓を提案してくださったり、「外壁も気になる」と言ったらコストが上がることを最初にきちんと説明してくださったのが良かったです。最近の流行もよくご存知だったので、この会社なら信頼できるなと感じました。

子ども部屋の確保と使いやすいリビングがリフォームのテーマでした

リフォームの課題は、1階のリビングスペースと子ども部屋をどう使いやすくするか、でした。特に、子どもは男の子と女の子なのできちんと空間を分けてあげたかったんです。

そのあたりも、丹羽工務店さんが壁を無くしてドアをこういうふうに付けたら互いの部屋が狭くならずに空間を確保できる、などアドバイスしてくださいました。

リビングを開放的に使うためにはこうしたらどうか、という提案もわかりやすくしてくださって、「さすが！」、「おお～！」の連続でしたね。ひたすら「それいいですね」と言いながら進めてもらった気がします。

念願だった対面キッチンもおしゃれに仕上げてくれました

キッチンまわりも使いやすくなって、とても満足しています。やっぱり対面キッチンはリビングを見渡しながら立てるので便利ですし、まだまだ目が離せない下の子を見ながらお料理できるのは助かりますね。希望だった紺色もうまく取り入れてもらって、毎日とても気分が良いです。

キッチン部分だけ天井を下げてもらうスタイルも、丹羽工務店さんのおすすめです。そういう流行とかは知らなかったのですが、メリハリが付いてすごくおしゃれになりました。

思い出いっぱいの建具や壁紙を残してもらって子どもたちへ引き継ぎました

私はこの家で育ったので、ずっと暮らしてきた分、愛着があってすごく好きなんです。なので、「残せるところは残したい」という希望がありました。

そのまま残してもらったものの一つに、扉があります。丹羽工務店さんも、ドアは立派なので残せると言ってくださったのでそのようにお願いしました。むやみに新しいものに変えることを勧められないのもありがたかったですね。

今、私が昔使っていた部屋を娘が使って、私の姉が使っていた部屋を息子が使っています。壁紙はきれいなままだったので当時のまま残してリフォームしてもらいました。思い出がたくさん詰まっている場所なので「ママたちが大事に使ってきた部屋だからあなたたちも大事に使ってね」なんて声をかけてます。

提案してもらった二重窓のおかげで快適性も大幅UP！

せっかく開放的なリビングになったので家族の時間が増えた、と言いたいところですが、子供たちはそれぞれの部屋ができて喜んでいますし、学校から帰ると宿題に追われたりしているので、自分たちの部屋を楽しんでいる時間が長いですね（笑）。そういう意味では、子どもの成長のタイミングにちょうど良いリフォームだったな、と感じます。1階のリビングでは一番下の子と私がのびのび過ごすことが多いです。

それでも、食事の時間はみんなが揃うので、前以上に家族の団らんが充実したなと感じています。開放的なリビングはやっぱりいいですね。

寒いと言って提案してもらった二重窓ですが、結果的に気密性だけでなく静かさも叶えてくれたのは思わぬ誤算、うれしい点でした。窓ひとつでこんなに快適になるなんて、と夫と感動しています。

「確かに！」「なるほど！」の連続だった丹羽工務店さんのアドバイス

今回のリフォームで特に悩んだのは、壁紙でした。場所ごとになかなか決められなくて悩んでいたのですが、そんな時にも「ドアの色に合わせて選んだらバランスが良くなりますよ」とか、「流行はこの色ですよ」など言っていただいて助かりました。

色って難しいですよね。素人の考えで「じゃあこっちもこの色に揃えたらいいのかな」と思いきや、「そこも同じ色にしてしまうとしつこくなってしまうので白っぽいほうがいいですよ」「一面のここだけ色を変えるのが素敵ですよ」など教えていただいたりして、丹羽工務店さんの知識の多さとセンスには本当に感心しました。確かに全部を同じ色にすると変ですよね（笑）。アドバイスをいただくたびに「なるほど」とその的確さに感動してしまいました。

離れに移った両親も毎日来て喜んでいます

リフォームのきっかけは両親が「離れと母屋を入れ替えて改築したら」と言ってくれたからですが、そんな両親も新しくなった家を喜んでくれています。離れとは廊下でつながっていますし、毎日入浴しにこちらに来ているのですが、お風呂も二重窓のおかげで温かくて快適なようです。孫たちと顔を合わせては、うれしそうに話しています。